H8/3052F-ONE & Hterm

<Htermを使用したプログラムの書き込み & デバッグ>

動機:
3052F-ONEの環境において、一般的には、プログラムを実行させるには、内蔵ROMに作成したプログラムの書き込みを行い動作確認をする。しかし、内蔵ROMの書き込み回数は、「100以上書き替え可能」となっており、100回を超えたら書き替えすることができなくなるかもしれません(ただし、書き替えできなくなったという記事を見たことがありません(笑))。
 Htermは、モニタプログラムを内臓ROMへ1度書き込み。その後は、作成したユーザープログラムは、内蔵RAMもしくは外部RAMへ書き込みます。デバッグ毎に変更するのは、RAMデータなのでROMの書き替え回数を気にする必要はありません。

②書き替え時間の短縮ができる(? 検証必要)

③対応のE6000デバッガ-が高価?(フルスペックエミュレータが843,156円。中古だと12,480円(税込))今では安価?
ちなみに、E8aは、内臓ROMへの書き込みのみ対応



使用するボード:AKI-H8-LAN(秋月で売っているもの)

手順概要:
①モニタプログラムを内蔵ROMに書き込む
②モニタプログラムに対応したユーザープログラムを作る
③Htermを通して②を実行する。


準備1.
①モニタプログラムは、60日経過後の無償版HEWではサイズが大きく書き込めないため。再インストールする。
   やってみたが、再インストールしても無理だった。安易にHEWを消すと再インストール後、起動しない現象が発生した。(自分の場合、ユーザを新たに作ったところそのユーザでは起動した😭)